認知症・介護・医療・福祉を語るキーパーソンたちのインタビューを公開します。
会員ログイン
ログインID
パスワード
パスワードを忘れた方は ≫
新規会員登録

関連書籍

旅のことば

旅のことば
井庭 崇、岡田 誠

認知症とともによりよく生きるためのヒント
1,300円

この本を購入する


認知症は、誰にとっても身近な事柄です。日本の65歳以上の方のうち、軽度の認知障害をもつ人までを含めれば、その数は800万人を越えるといわれています。これは65歳以上の約4人に1人、日本人全体でみると約15人に1人という計算になります。
どこかの町の住宅地を歩けば目に入る家々の相当数に、認知症の方や認知症にかかわる家族がいます。認知症であるということは、すでにごく普通のことなのです。
そのような社会にあって、認知症であっても認知症とともによりよく生きている人、あるいは生きようとしている人たちがいます。その人たちは、認知症であるからといって「すべてを諦めなくてはならない」と考えてはいません。認知症の負の部分だけに とらわれていないのです。

少し視点を変えてみると、これから大きく生活を変えるからこそ実現できる「新しい旅」がはじまるのだと考えることもできます。家族で一緒にいる時間が増えることで、これまで以上にお互いのことが理解し合えるかもしれません。これから過ごす時間は、何かを失っていく時間ではなく、これまで得られなかったものを得て、これまでなかったものをつくっていく時間であると捉えることができるのです。そして、そのかけがえのない時間をどのように生きるのかは、自分たち次第です。

本書は、認知症を抱える方、ご家族の方、そしてそれを支えている方々にお話を伺い、「認知症とともによりよく生きる」ための工夫を探り、それを他の方が日常のなかで使うことができるように40の「ことば」としてまとめたものです。

「認知症とともによりよく生きる」ことを、ひとつの「新しい旅」として捉え、その工夫をまとめたことばを、私たちは「旅のことば」とよぶことにしました。この本で紹介する「旅のことば」、つまり「認知症とともによりよく生きる工夫」を、ぜひみなさんの生活でも活かしていただければと思います。

出版社: 丸善出版

関連書籍