認知症基礎講座
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認知症基礎講座

STEP 1. まずは自己診断してみましょ!

基礎知識 チェックしよう!
三宅貴夫

三宅貴夫先生

京都大学医学部卒業、厚生省、京都府保健予防課、京都府立病院、堀川病院などに勤務。
現在、認知症の妻の介護に専念し、「認知症の人と家族の会」の顧問を務める。

三宅貴夫
Vol.2「認知症とはどういうものなのか?」

3:認知症をカンタンに見分ける方法とは?

【三宅式簡便認知症判定テスト】

 認知症になると、「新しくて大切なこと」まで忘れてしまうというのが、症状としては最大の特徴です。

  例えば、「ガスコンロの火を消したか消していないか」といったことは、お年寄りの方でもかなり注意することができます。しかし、認知症になり始めると、 「消し忘れたということを忘れてしまう」のです。こういった、非常に基本的で新しいことを忘れてしまうというのが、認知症の記憶障害の特徴です。

 認知症かそうでないかを見分ける簡単な方法は「年齢を聞く」という、ただそれだけのものです。年齢というのは、その人にとって新しい、大切な記憶です。人は、誕生日が来る度にひとつ足して古い年齢を忘れ、新しい年齢を覚えなおすことを無意識のうちに行っています。ところが、認知症の人は、年齢を記憶しにくくなっているのです。

「認知症かな?」と思う人には、年齢という〝新しく大切な記憶〟を覚えているかどうかをチェックすれば、おおよそのことは見分けられます。その際、注意しなければならないのは、聞かれる側にもプライドがあるので、いかにもテストしているといった感じで聞かないようにしてください。

「ところで、おいくつになられたんですか?」といった聞き方をしてみて、答えられなければ認知症、答えることができれば認知症ではないだろうということになります。

 年齢は言えないけれど、生年月日なら正確に言えるといった場合もありますが、これは〝古くて大切な記憶〟なのであって、認知症の人でもわりと答えられます。あくまでも、年齢を答えられるかどうかだけを判断基準にして見分けるということが、ポイントになります


認知症のいろは目次

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